【今週のお題:日本酒】書いてみました。おすすめの酒蔵さん
こんにちは。こはるです。
はてなブログにまだ慣れておらず『今週のお題』とやらがあることも最近知りました。とりあえず、やったことないのでやってみようと思います。
日本酒ってお題…結構ざっくりしてますな。でも、お酒好きなので選んでしまいました。
どうしよう♡
わたしのお気に入り
秋田の新政酒造さんのご紹介
なんか…ボトルがワインっぽい。可愛い♡
これが第一印象でした。しかも…ラピス?エクリュ?日本酒らしからぬネーミング!どんな人が考えたの?どんな酒蔵なの??と興味を持ったのがきっかけでした。
すると、グットタイミングで会社で購読しているプレジデントに載ってるではありませんか!!!新政さん!!リサイクル雑誌のゴミ箱に入っちゃう前に救出してお持ち帰りさせてもらうことにしました♡
こんなオシャレな日本酒つくってるのだれやねん♡とプレジデントの記事を読み進めます。
新政酒造さんってどんな酒蔵?
創業165年で日本酒の教科書にものっちゃうような超超超!!有名酒蔵さんだった新政さん。でもでも、その経営はめちゃめちゃ傾いていたんだそう。
(画像はホームページよりお借りしました)
その経営の危機を救ったのは、酒蔵の息子に生れながら、日本酒に全く興味のなかった、東大卒で元ジャーナリストの佐藤祐輔さん(今の社長さん)です。ジャーナリスト時代は、食品添加物の調査とか、消費者問題を中心にお仕事されていたようです。
ある時、佐藤さんは知り合いにすすめられて静岡の「磯自慢」という日本酒を飲んだそうです。あまりに美味しくって、日本酒大好きになったみたい。
日本酒のことを調べていくと、現代の日本酒って伝統的な製法でつくられてるのって少ないみたい!ということが分かってきたんだって。
日本酒造りには糖を発酵させて、アルコールをつくるための「酵母」がかかせません。日本で販売されている酵母の中で一番古いのが『6号酵母』というもの。実はこれ、佐藤さんのひいおじいちゃんが造っていた新政のもろみから生まれたものなんだそう!!
酵母は「日本醸造協会」というところが、日本酒を造るのに適した酵母を採取、培養して製造・販売しているそうです。知らなかった〜
佐藤さんは、新政の原点である6号酵母と地元秋田のお米を使った日本酒をつくりたい!!そんなビジョンを持って、取り組むことに決めたそうです。
新政酒造さんの代名詞である『No.6』
《http://aramasa.jp/collection/no.6.html》
日本酒造りに対する思いが共感を呼んで…
そんな佐藤さんには『日本酒のテーマパーク』を作りたいという思いもあるそうです。
酒蔵と田んぼの見学をして、農作業のお手伝い。農家レストランで地元の美味しいものを楽しんでもらって、お酒も飲んで、茅葺屋根の家にお泊りする…
最近流行っているワインツーリズム(どんな気候で、どんな土地に育ったブドウから、こんなに美味しいワインができあがるのか。その土地を訪問して、ワインを楽しんだりすること=テロワール(育成地)への興味 )に近い発想で秋田の山間部で日本酒ツーリズムを楽しむ人を増やしたい!
そんなことも計画されているそうです。
新政酒造さんのお酒は手に入れるのが難しいほどの人気で、なかなかお目にかかれないようです。わたしがはじめて新政酒造さんのお酒をいただいたお店のご主人も、めちゃめちゃ熱く語ってくれてました!
『地元秋田のお米と自社蔵から生まれた6号酵母を使って、昔ながらの製法で日本酒を造りたい』
『日本酒ツーリズムを花開かせたい』
今の新政酒造さんのスタイルをつくりあげた佐藤さんの日本酒造りに対する思いや、日本酒ツーリズムなどのビジョンも、お酒のおいしさと同じように、たくさんの方に伝わり、共感を得て、経営再興の物語の一部になっているようです。
プレジデントの記事に経営学では、事業を行う上でそういった「ビジョン」はとっても重要だと書かれてありましたよ。経営者のビジョンを説明するためのストーリーでセンスメイキング(腹落ち)させる必要があるんですって。
おもいを共有する
わたしが、お酒を飲む時にこだわっている事があるとすれば『可愛い♡』とか『なんかステキ』ってわくわくしたり、ときめいたりする気持ちですかね。
お酒に「ときめき」とかいる??
もちろん「なくてもいい」かもしれません。
でも、せっかく仲良しの友達と、大好きな恋人とお酒を飲む時間があるのなら、その時間をもっと心から楽しみたい。
そのお酒に込められた造り手の思いを、今!飲んでいるわたしたちとで共有できてる時間って、うまく表現できないけど、すっごくいい♡
なーんか。そう思っちゃうんですよね❤︎
今度、新政酒造さんのお酒見かけたら是非!!飲んでみてください♡めっちゃおいしい♡
今日も読んでくださりありがとうございます。
こはる。
《PRESIDENT 2017.8.14号、PRESIDENT 2017.9.18号》の記事を参考にさせていただきました。興味のある方はそちらもご覧ください。